2010年10月20日水曜日

dotchi?

LAに戻ってきた。バレー(カリフォルニアの農業地帯)を抜ける頃から大雨、雷の嵐に遭遇。水しぶきが舞い上がる夜の坂道を、時速80マイル近い高速で大型トラックのタイヤの横をすり抜けるのはスリリングですた。。。

結局、第1ラウンドでSFに乗り込んだときの最終日に見た物件が最有力候補。このアパートへは、見たその日に申し込みして35ドルの手数料も払っていたんだけど、1週間以上過ぎても連絡がなく、ダメになったのかなぁと諦めかけてた物件。基礎情報としては、

● 手ごろな値段
● gated 駐車場有り(別途、費用発生)
● ビクトリア調の建物だけど、タウンハウス型(flat)ではなくアパート・ビル
● 最上階で、見晴らしが抜群
● ロケーションも最高
● 収納スペースもOK。ただし、希望より一部屋少ない
● ゲイの不動産屋がマネジメント。住み込み管理人もとても親切なヒゲ・ゲイ

一方、SFに引っ越す、っていうことに疑問も。。。約2週間、SFでアパート探しをしたり住宅街を歩いてみたりして、素敵なところもある反面、LAの開放的な雰囲気とは違う北カリフォルニアの都市に馴染めるのかということや、仕事がないまま引っ越してもよいものかなど。

昨日は、LAのアパート物件も見てきた。やっぱり広さが違うよねー。同じ家賃で2倍の広さ。もちろん駐車場付き。90歳のおばあちゃんの所有物というこの物件、50代の白人オジサンが管理してるんだけど、クレジットスコアのチェックもしなければ、申し込み手数料も無し。借りたければ(通常のマネーオーダーやキャッシャーズチェックではなく)個人小切手で初回家賃とセキュリティデポジットを支払えば、審査なく入居可能とのこと。オジサンによると、小切手がバウンスされずに現金化されたら、それが審査をパスしたっつーこととするらしい。契約も月ベースで、30日前に通知すれば退去も可能。1年契約に縛られることがない。超laid backじゃない?サンフランシスコの煩雑でdog-eat-dogな手続きとは雲泥の差。

LAをいざ離れる、と思うとLAの良いところが目に付くようになってきた・・・・。確かに交通渋滞はひどいし、どこに行くにも車だけど、天気は確実にSFよりも良いし、アパートも広くて値段も高騰してない。サーファージョックも多いし、やしの木に囲まれて南国気分の生活って、実はSFの人も密かに憧れる暮らしなんだなぁって。SFのSoMa地区で見た物件の管理人(もちろんゲイ)も、僕らがLAから来てることが判ると「実は僕もLAに引っ越したいなって考えてるんです」とのこと。別のアパートの管理人も、「今週末、ディズニーランドに行くんだ」などなど。

ジェームスも、LAの物件を見て、引越し先を急転換。抜群の立地で、LAなのに日常生活は全て徒歩圏内で済む。アパートの住人もサーファー、ミュージシャンなどbohemian。帰り道、ジープを片手で運転するイケメン・ジョックが通り過ぎるのを見たりすると、ここも悪くないんだよなーとジレンマ。(やっぱ決めてはオトコなんだよね・・・)


昨晩は、NYのブライアンからも電話がかかってきた。「SFのアパート探しどうなったのー?」とのこと。まさにそれで今悩んでんだよーーー。ブライアンだったらどうするか聞いてみたら、難しいとのこと。もちろん、彼はライス・クイーンなので、SF行きは超魅力とのことだけど、僕が置かれた立場の細かい事情を伝えると、ブライアンも即決できない。SFって今引っ越さなくても逃げるわけじゃないからねー。仕事が見つかってからでも遅くはないわけで・・・。

今日は大学のギリシャ人同級生と久々にランチの予定。明日は、Mさんがまた出張帰りにLAに立ち寄ってくれるとのことなので、ちょっと相談してみよう。。。
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