2007年11月10日土曜日

Mysterious Skin



久々に映画を見ました。金曜の夜だし。自分へのご褒美に。って、ジェームスがレンタル屋から借りてきたからなんだけど。

映画のタイトルは、Mysterious Skin。タイトルからだけでは、あんまり映画の内容が伝わらないけど、いわゆる、アメリカの田舎で育ったティーンネージャーたちの、成長物語。

こう書くと、またなんだか、物語の内容がうまく伝わらないような。

主人公のニールは、ゲイで、10代にして既にハスラーって言えば、少しはカラフルかな。

って、それだけじゃなく、もっと奥が深いストーリーなんだけれど。

再トライ。幼児期のトラウマを、それと知らずに心に引きずる少年二人の物語で、それぞれ交流のないまま10年以上が過ぎたころ、自分たちの人生に大きな影響を及ぼした場所に一緒に立ち返る、っていうお話。やっと言えたー。

監督は、日系アメリカ人のグレッグ・アラキ。日本人離れしたお顔立ちで・・・。一応、この映画は本に基づいているのだけど、主人公を演じたジョゼフ・ゴードン・レビットが、どこかアジア風で、キアヌ・リーブスを若くした感じなのは、監督の趣味だなと思わせる。でも、適役だし、演技もピカッと光ってました。

インディー映画なので派手さはないけれど、じわーっと味の出る秀作。ゲイならではの考えさせられる作品。
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