2011年12月10日土曜日

ゲイの短編映画『306』で色々考えてしまった The Gay Short Film "306" Is Intriguing

『306』という題名の11分程度の短編ゲイ映画がある。セリフが一切ない映画だけど、ストーリーがちゃんとあって、おもわず続きがみたくなる内容で、超おススメ。

最初の数分は、やや冗長でテンポがゆっくりで間延びした感じがするけど、中間あたりから徐々に観てるこっちも心臓がバクバクして瞳孔は開きっぱなし。そして最後のエンディングでは、「ハッ」としてしまう。

なにより、主人公を演じる無名の俳優、Brian Estelが超セクシィー。


この短編映画、以下の3つのLGBT映画祭のオフィシャル・セレクションを受けてるんだって。やっぱ評判いいんだー。

Official Selection Outfest
Official Selection Honolulu Rainbow Film Festival
Official Selection Miami LGBT Festival

映画の正式な紹介文にはこんなことが書かれている:

映画『306』は、見るものにこんな質問を投げかけてくる映画だ。「あなたの最も親しい人は、普通の人?それは家族、友達、それとも恋人?私たちが生活する中で守るべき規範とはいったい何か?外見では普通だと思われていることというのは、日常で身に付ける衣装にしかすぎず、それは私たち人間が社会に適合するために身に付け、周囲に合わせて踊るためのものだ。この映画が投げかける疑問は、主人公のエリック・ヘイズとはだれか?ということだ。もしくは、より具体的に言うと、「エリック・ヘイズは何を隠しているのか?」ということだ。映画『306』は、見るものに対して、誰も知りえることのない秘密を垣間見る機会を与えてくれる。
306 is a film that makes the viewer question: Is the closest person in your life normal? A family member, friend, or a lover? What is the norm that we are suppose to follow in life? What is perceived as normal on the outside is usually just a daily costume, which we as people like to dance around in to assimilate into society. The question is: Who is Eric Hays? Or more specifically: What is Eric Hays hiding? 306 gives the viewer a chance to see a secret that no one else gets to see.

これがその映画。日本からでも見られると思う。濡れ場シーンがあるので、大人の人だけ観てね。

この映画を見て思い出すことはいろいろあるのだけど、たまたま見かけたニュースの続報が目に留まった。

ニュージャージー州メドフォード市市長、セックス・スキャンダルが報じられて市長を辞任
Medford, NJ Mayor Resigns After Gay Sex Scandal Exposed.


僕のこのブログでも、このニュースについては紹介してた。女性と結婚してて子供もいる現職市長、しかも保守派共和党の市長が、出張先のロサンゼルス郊外で、男娼に500ドル払って性行為をしていたというニュース。。。「エリック・ヘイズ」は目には見えないけど、身の回りにこんなにも隠れ潜んでるんだね・・・。エリック・ヘイズは、何を隠しているのか・・・。

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