2007年11月10日土曜日

Mysterious Skin



久々に映画を見ました。金曜の夜だし。自分へのご褒美に。って、ジェームスがレンタル屋から借りてきたからなんだけど。

映画のタイトルは、Mysterious Skin。タイトルからだけでは、あんまり映画の内容が伝わらないけど、いわゆる、アメリカの田舎で育ったティーンネージャーたちの、成長物語。

こう書くと、またなんだか、物語の内容がうまく伝わらないような。

主人公のニールは、ゲイで、10代にして既にハスラーって言えば、少しはカラフルかな。

って、それだけじゃなく、もっと奥が深いストーリーなんだけれど。

再トライ。幼児期のトラウマを、それと知らずに心に引きずる少年二人の物語で、それぞれ交流のないまま10年以上が過ぎたころ、自分たちの人生に大きな影響を及ぼした場所に一緒に立ち返る、っていうお話。やっと言えたー。

監督は、日系アメリカ人のグレッグ・アラキ。日本人離れしたお顔立ちで・・・。一応、この映画は本に基づいているのだけど、主人公を演じたジョゼフ・ゴードン・レビットが、どこかアジア風で、キアヌ・リーブスを若くした感じなのは、監督の趣味だなと思わせる。でも、適役だし、演技もピカッと光ってました。

インディー映画なので派手さはないけれど、じわーっと味の出る秀作。ゲイならではの考えさせられる作品。

2007年11月2日金曜日

ハロウィーンの余波

魔のハロウィーンは、クリスだけに終わらなかった。西海岸の周遊旅行から東海岸に戻る前夜、ボブからメールが・・・。


なんか、僕って、こういうパターンばっかりなんですけど。ナニユエ?


ボブは、友達のボブではなく、3年半前にオタワで偶然(白状しますと、チャットで)知り合ったカナダ人。これまた2週間前に、その3年半ぶりにオタワに行ってきたところなのでこれまた偶然に驚愕。3年半前の夜、オタワのホテルで暇をもてあましてチャット(当時、はまってた)をしていると、向こうから話しかけてきた。なんでも、ボブも昔日本に住んだことがあって、日本人の彼氏もできたけど、仕事の関係でカナダに戻ってきた云々。

その話の途中で、ボブに、「ボビーとかロビーとか子供の頃、呼ばれなかった?」なんてたわいもない会話をしていたとき、「そういば、僕が東京でつきあってたアメリカ人のモトカレがロビーだったよ」なんて話すと、ボブが「Oh my god... no way」とオーバーリアクション。そのとき、チャットから進展して、僕らは電話でお話をしていた。僕はすかさず、「What do you mean?」と聞き返したところ、ボブとロビーは知り合いだったということが判明。今度は僕がOh my god。しかも、ボブのモトカレの日本人は、最初にロビーとつきあってたということも発覚して、ダブルでOMG。しかも当時、ロビーからその日本人のことについて話をよく聞かされていたし・・・。

そんないきさつがあって、僕らは翌日ブランチをしたりボブの1歳の娘(!)に会ったりして家族団らんのひと時をオンタリオで過ごしたのでした。


それから3年半。そのボブから突然、まさに青天の霹靂で連絡がきた。僕も2週間前にオタワに行ったところだったから、ボブのことを思い出してはいました。連絡を取ろうかどうしようか迷ったけど、3年半も前の話だし、きっと今頃はアジア人の彼氏もできて、突然3年前のアバンチュール相手から連絡されても困るだろうって、僕は悲しい独り身を抱きしめて寒いオタワでお仕事だけして帰ってきたのでした。


それからわずか2週間半。今晩、ボブと再会してきた。どこかマイケル・ジェイ・フォックス似のボブ。そうじゃなかったら再会してなかったのに、と面食いな自分を責める僕。3年半ぶりのボブは、多少老けてたけど、人懐っこい表情はそのまま。しかも、最近、大出世をしたらしく、意気揚々。周囲で、出世コースを邁進している人が多すぎで、僕はボブと夕食を食べながら、ジェラシーを通り越してまた一人、精神的孤立状態。

やりがいがあって、しかも給料もアップ、さらには社会的ステータスもある仕事みたいで、3拍子そろったドリーム・ジョブの様子。いいねー、よかったねー、と僕は合相槌をうってあげる役に徹してました。

すると、新しい仕事になって、アメリカ東海岸への出張が増えるらしく、これからはここの町に来ることも増えるから、とのこと。

ヘ?

なんでも、仕事が忙しすぎで、しかも子育てもあって、ここしばらく恋人はいないのだとか。「僕が頻繁にここに来るようになって、君に会っていれば、どうにかなるかもしれないし」とボブ。

「どうにか、ってどういうことですか?」とは聞けなかった・・・。だってあんた、3年半ぶりよ。何考えてんの?マジっすか?それともこれはカナディアン・ジョーク?それって、分かり辛いねん。小難しい口先だけの発言はやめてよね、と言いたいけれど、い・え・な・い。だってマジ顔だったし。マイケル・ジェイ・フォックスにマジ顔でそんなこと言われてみぃ。あんたも一瞬、ほろっと行くベ。しかも、とうとうと、娘と僕が一緒に遊んでいた3年半前のあのシーンが心に残って・・・と言われた日にゃあ、ちょっと信じたくもなるべ。

「で、次はいつ来る予定?」と聞いてみた僕。だって、僕も今月後半にはまたまた日本出張が入ってしまったし。超忙しいのはあんただけじゃないっす。すると、

「次は1月かな」とボブ。

あんた、頻繁の定義がかなりちゃうねん。まる2ヶ月も先っすよ。あんた、それって会ったとしても年に6回。どんな関係が花咲くんすかねー。年に6回で。これ、やっぱ、カナディアン・ジョースですわ。たとえマイケル・ジェイ・フォックスに言われたとしても、笑えまへんわ。




2007年10月29日月曜日

魔のサンフランシスコ

ハロウィーン前の土曜日、サンフランシスコのカストロ・ストリートは、仮装したゲイやレズビアン、ストレートたちで入り乱れ、混沌とした状態でした。巨大ペニスのコスチュームを全身にまとった人や、バスタブを腰にまとって金色のリボンをカツラにした「ゴールデンシャワー」女王や、吹き飛んだ傘とネクタイをイメージした「I was blown」の男性など、ゲイってなんでこんなにクリエーティブでユーモアのセンスにあふれるんだろうって感心しきり。一緒にカストロストリートを練り歩いた地元住人のブルースに言わせると、「他にすることがないから」というクールな反応。(ちなみに、昨年、ハロウィーンの夜に発砲事件があって一人が死亡したのだとか。そのため、今年はカストロでのハロウィーン・パーティーはキャンセルされたらしい。だから、余計にこの土曜日は盛り上がったのかも。)

この晩、ジェームス、ブルース、そして僕の3人は、カストロストリート近くにあるスシ・レストランのBarracudaに予約を取った。中は仮装した客も入り混じって、サンフランシスコならではの多様ぶり。店の真ん中にある4人席に腰掛け、メニューをみながら歓談していると、僕の正面にイケテル男性が座っていた。よく見ると、それはクリス・・・。unbelievable。

クリスは、このブログを書き始めるきっかけにもなった人で、3回目のブログにさっそく登場している。その後もここで何度も紹介している。最初に彼のことを紹介したのは2004年8月のブログだけど、確かクリスに最初に出会ったのは2003年の10月、まさにハロウィーンの季節!その後も、たまにバーチャットで遭遇するということを繰り返しながら嫌な思い出だけを引きずってきました。

あれからかれこれ3、4年。またしてもハロウィーンの季節にすし屋で遭遇。ただし、場所が東海岸から西海岸に大移動していたけれど。

一回目が合って、互いにどこかで見たことがある顔だな・・・と考えること数秒。また目が合って僕が手を振ると、向こうも笑顔で合図。それから、僕はジェームスとブルースにクリスのことを話したけど、僕は心中穏やかになれず妙にはしゃぎモード。話題はすっかり別のことになってしまっていたのに・・・。心理カウンセラーのブルースは、僕の波立つ心を繊細に感じ取ったみたいで妙に無言に・・・。僕も余計にバツが悪くてせっかくのディナーがお通夜みたいになってしまった。

クリスは、アジア人のボーイフレンドと一緒に赤ワインをボトルで頼んで飲んでいた。僕らが食事の真っ最中のとき、クリスは僕に挨拶にやってきた。食後何も言わずにレストランを出るかなと僕は思っていたので不意を突かれた。

「やあ、元気にしてた?」とクリス。

「クリス、久しぶり」と僕。

「ゴメン・・・君の名前覚えてないんだ・・・」

ま、4年以上前になるし、日本の名前を英語名にしようとクリスが知恵を絞ってくれたことなんて向こうは覚えてないのも、ま、しょうがないでしょう。変なデートだったしさ。で、話を聞くと、この5月に東海岸からサンフランシスコに引っ越したのだとか。僕がクリスに出会ったときは法科大学院の夜間に通っていたけど、きっと無事に弁護士資格がとれてカリフォルニアで弁護士をしているんでしょう。そして、クリスはデート相手のアジア人男性を僕に紹介してくれた。彼は僕に名刺をくれ、そこには歯医者という文字。弁護士と歯医者。プロフェッショナル&リッチなゲイカップルの典型。ま、お幸せにって感じだね。

数年前、サンフランシスコに出張に来たときも、ニューヨークのゲイバーで知り合ったネタリオっちゅー、児童心理学の教授をしている人とばったり再会したしなぁ。サンフランシスコって、やっぱりゲイにとって巡礼の地っていうか、最後の楽園っていうか、promised landなんだろうな。それにしても、クリスとの再会は、ハロウィーンの魔力がなした業としか思えない出来事だった。

2007年10月26日金曜日

うわさのGoogle

今朝は4時に起きて空港へ向かい、朝8時にはサンフランシスコに到着。やっぱり、格安チケットだと出発が超早朝で疲れる・・・。蒸し暑かったLAとは打って変わって、パリッと冷えたSFは気持ちがいいね。空気がLAよりもずっと澄んでる。

今晩は、SFから南に下ったシリコンバレーにあるGoogleを訪問してきた。ジェームスの旧知の友達がGoogleでディレクターをしているというので、彼を訪ねに。ここは、とにかく大学みたいなオフィス(通称、GooglePlex)で有名で、オーガニック・フードや何十ものレストランが無料で社員に提供されているほか、洗濯設備や歯医者、ヘアサロンなんかも無料。もうそこで生活が出来るようになってるすごい場所だった。

オフィスのデザインも斬新で、いわゆるオフィスっていう無機質な空間がないんだよね。中庭には砂が敷き詰められたビーチバレーのできる場所があったり、実験的なウェブサービスを体験でいるモニターやら、犬がその辺に寝そべっていたり、大人の遊び空間でした。写真を撮ろうと思ったら、やっぱり禁止らしく、残念。

Google社員の平均年齢は28歳くらいらしくて、若いのに驚き。でも、彼らも年をとっていくわけで、どうやって企業文化の若さを、年老いていく社員とともに維持していくのか、今後が興味深々。クビを切って若い社員を常に採用するのか、それともマイクロソフトみたいに家族持ち社員の会社っていうふうにい「老化」していくのか・・・。でも、一度、こういう斬新な会社で働いてみたいなぁ・・・。(食費がゼロの生活が送れるし!)

2007年10月25日木曜日

西海岸

皆様ご無沙汰しております。ただいま、LAに滞在中。先週は、暗く寒いオタワとトロントの出張をサクサクっと切り上げ、自宅に一旦は戻ったものの、それから10時間後には飛行機に再搭乗して雨のシアトルに到着。そこで数日滞在して、紅葉を堪能。24時間でオタワ、トロント、ニューヨーク、ワシントン、フィラデルフィア、シアトルっちゅー、ジグザグ経路で心身も疲労。

シアトルは、やっぱり、緯度が高いだけあって、すっかり寒くなってました。だけどこんなにきれいな紅葉を見るのは久々っていうくらい、きれいな黄色に変わった木々を見て、心も一瞬、冷気にキンと引き締まる思いでした。

それから一転、先週土曜日にLAに到着。そしたら、未曾有の山火事でマリブーの13ミリオン・ダラーズの豪邸も廃墟と化し、空気も濁って、空も黄色い状態。久々にジャドソンの住むロングビーチに滞在して、眺めのいい景色を堪能したけど、一歩外出すると、戦場のような砂煙と粉塵で喉がかすれて大変。

シュワルツェネッガー知事も、緊急事態令を発令して、喘息持ちや心臓疾患のある人たちは外出を特に控えるようにと言うおふれ。海岸地帯も、風の影響で内陸から灰が舞い込んでいるからジョギングや屋外の運動を控えるようにとのこと。せっかくのLAなのに、とんだ災難に巻き込まれてます・・・。

しかも、途中から合流するはずのジェームスが、寝坊してフライトに乗り遅れるというトラブル発生!ロングビーチのジャドソン邸までジェームスに車で迎えに来てもらおうと思ったのに、フライトに乗り遅れたジェームスがLAに到着するのが真夜中になってしまって、急遽、自力でUCLA近くのホテルにいく羽目に。しかもレンタカーもなく、公共交通機関だけで!ちょうどジャドソンは、サンディエゴに仕事というので、優しいジャドソンにも頼めず、やんぬるかな。

しょうがなく、light railっちゅー、片道1.25ドルの電車でLA市内まで出て、そこからこれまた1.25ドルのRapid Busっちゅー、市バス720番に乗り換えて移動すること4時間半。粉塵が舞う中、まさに喘息になりそうなくらい肺と喉に負担のかかった半日だったー。やっぱ、LAって車がないとhell状態というのを痛感しました。だけど合計2.50ドルで移動した自分を褒めたい。

どうにか無事、ジェームスが合流して、そこからはレンタカーで移動だったのでラクチン。環境には悪いけど、車があると生活変わるねぇ。車のないLAの生活は、やっぱりありえない。ということで、ベニス・ビーチとサンタモニカあたりをブラブラしたりしました。そうそう、ジャドソンとは、去年行ったGetty Villaに引き続いてGetty Centerというミュージアムを訪問。こちらも超近代的で清潔な空間で、丘の上に建っているのでLAが一望できて良かった。オススメ。

それと日本のファミマがLAに店舗を出店してて、カリフォルニア風に少しアレンジされてた商品群が楽しかったよ。お店も日本のより広くて、モダンなデザインで、中で食べられる椅子やテーブルも置いてあって便利。アメリカなのに、日本のようなシンガポールのような空間がグーだった。やっぱ、こういうのって、東海岸にはないアジア文化だよねぇー。やっぱ、カリフォルニアって面白い。そういえば、シアトルでは、Kagomeが野菜ジュースを出していて、これまた東海岸には出してくれないの?って思ってしまいました。

ってことで、山火事のなかなかおさまらないLAは明日でおさらばして、次はSFでーす。10月も後半なのにLAのこの暑さは・・・。SFはきっともっと涼しいはず。

2007年10月7日日曜日

僕たちは牛なわけ?

デーブに続き、昨日はウィリアムからまたもやメールが届いた。「今週末、ヒマ?」っちゅー、いつも通りの頭使ってないメール。そんなに僕って暇人に思われてるのか。とても心外なんだけど、そんな失礼なメッセージを自分で書いてるとは気づいてない。「うるせー、お前に会うような時間なんてねーよ!」って散々言ってるのに、思い出したようにメールをよこすウィリアムって、ある意味、蹴落としても崖を這い上がってくる不屈の人。

このことを昨晩、夕食を一緒にしたMさん(日本人女性)に話したら、

「それって、10人くらい選択肢があって、同じメッセージを一斉に出して戻ってくる反応をみてるんじゃない?」

という鋭い指摘をしてくれた。確かに、ウィリアムがメールを出してる相手が僕だけと思うのはじこちゅーな考え方。遊び人だったら、カードを何枚も持っているはず。けっ、そんなウィリアムのコンタクトリストの一人でしかないのかと思うと一層、腹が立ってきた。

そしたらMさんが、「こいう状況を表す英語の表現があるのよねぇ~」とおでこに手を当てながら必死で思い出そうとすごい形相に。

「あ、"Why buy the cow when you can get the milk for free?"だ!」

確かにこの比喩表現、僕も耳にしたことがある。タダでセックスしてくれる(ミルクをくれる)女性(orゲイの男性)がいるのに、なんでわざわざ一人にコミットして長期にわたって色々と面倒をみる(つまり、牛を一頭飼う)必要があるのか?という教訓、っちゅうか比喩になってるんだよね。日本語で言うところの、「釣った魚にエサをやらない」に近くて、釣ってしまうとエサをやらないといけないから、魚なんてそもそもいらない(ミルクだけもらいます)っていう論理。

確かに、コンビニに行けばいつでもミルクを買えるのに、わざわざ牛を一頭、自分専用に買って飼育するっていうのはリスクだよねぇ。だってその牛が病気になってしまうかもしれないし、将来的には年取っておいしいミルクを出さなくなるんだし。牛一頭を飼っちゃうと、必要以上にミルクの出がよくって自分だけじゃ飲みきれないかもしれないし・・・(自分がしたい以上にセックスを相手に求められるかもしれないという可能性!)。

なんかこの比喩って、コミットメントできない男どもが、酔っ払いながらバーで思いついた勝手な表現って感じだけど、よく出来てる・・・。なんかウィリアムのライフスタイルもちょっと同情っちゅーか理解しそうになるけど、やっぱ、おいらたちは牛じゃないじゃん。牛はあんたらが病気になっても面倒みてくれないけど、おいらたちは看病してあげるじゃん。この表現って、一方的においらたちをお荷物扱い&性欲のはけ口としか思ってないっていうのが、ノンケのセックスにしか興味ない低脳な&酔っ払った男どもの主張だよね。却下、却下!人を牛に例えるなんて言語道断だよね。

でも、ウィリアムやデーブを含め、コミットメントできない男たちの多いこと。これは彼らにミルクを与えてる女・男がいるから、そういうやつらの行為を助長しちゃってるんだよね。ちょっと世界でノー・セックスデーとか作ってさ、こういう行為を制限する活動ってどうでしょう?古代ギリシャでは、戦争にいきり立つ男たちを説得するために、家庭の主婦たちがセックス・ボイコット・キャンペーンをしたっていうのも史実としてあるし。

2007年5月25日金曜日

傑作ゲイドラマ『ライン・オブ・ビューティー』がオススメ The Line of Beauty


久々に傑出したゲイ・ドラマをご紹介。BBCで2006年に放送された、The Line of Beautyというドラマ(1時間×3話)。最近、こちらではDVDが発売開始になった。原作はアラン・ホリングハーストの同名の作品。2004年にブッカー賞を受賞した傑作(らしい)。(日本語による説明をされているブログを発見。こちら。)

2005年4月3日日曜日

モルモン教




YoYoさん、投稿ありがとう。「いい人そうに思えた」というのは、多分、Markのことだね。確かに彼はいい人でした。だけど、どっか肩に力が入ってたんだよねぇ、彼。悪い人じゃなかったし、デートもそこそこ楽しかったのだけど・・・。

あと、「目が合うと語りかけてくる若い外人さん」というのが、もし白いワイシャツとネクタイ、それに黒っぽいズボンを着ていて、手に黒い本(聖書)を持っていたら、確実にモルモン教徒。モルモン教徒は、日々の生活の規律が厳格で、とにかく身だしなみが小奇麗なのが特徴。ハンサムな人も多い気がする・・・。そういうこともあって、最近、アメリカのゲイの世界では、モルモン教徒がちょっと話題になってます。(ちなみに、モルモン教は、同性愛を厳しく禁止しています。逆に、20歳そこそこの若さで結婚することが良しとされていて、「産めよ増やせよ」で子供を多くもうけることが奨励されている。)

例えば、ゲイのモルモン教徒を描いた映画には、こんなのがあります:

Angels in America
Latter Days

「Angels in America」は、「Sex and the City」で有名なHBOというケーブルテレビ会社が製作した映画。ハンサムなモルモン教徒の青年が準主役で出てきます。エイズが社会問題となりはじめてまもない80年代のニューヨークが舞台。女性と結婚しながら同性愛に目覚めるモルモン教の青年、その彼に恋をするゲイのユダヤ人青年、その元カレシで現在エイズに苦しむ青年などが織り成す社会派の作品。もともと、Tony Kushnerという作家がブロードウェイ(?)の舞台劇として書き下ろした作品。ピューリツアー賞を1993年に受賞している。2部構成の長大な映画。

そして「Latter Days」には、まさにモルモン教の布教活動をする青年が何人も出てきて、僕が説明したような、白のワイシャツにネクタイ、黒のズボン、そして聖書を持った格好で登場します。この準主役のモルモン教の青年もいけてる~。(インタビューによると、残念ながらこの役者自身はゲイではないらしい。)

「Angels in America」でも「Latter Days」でも、登場するハンサムなモルモン教の青年は、二人とも映画の中で全裸になります!

さらに、今月号のゲイの雑誌『Advocate』では、実際にゲイのモルモン教徒のカップルが実名で登場。右上にある雑誌表紙に出ている二人です。二人とも、白のワイシャツに黒のズボン、それに聖書を持ってるでしょう?これがモルモン教の布教活動をする青年たちの「制服」なんです。

「Latter Days」でも、同性愛であることに悩むモルモン教徒の青年が描かれているのだけど、実際に、そういう悩みに苦しんで自殺を図るモルモン教の青年が多いらしくて問題になっている。

モルモン教といえば、日本でも、ケント・デリカットとケント・ギルバートという外人タレントがモルモン教だよね。二人とも、最初は布教活動のために日本に来たとか。僕が東京時代につきあっていたアメリカ人のカレシによると、ケント・ギルバートはゲイだというウワサがあるのだとか。彼も、確か結婚してたよね?!

2004年10月28日木曜日

jibjab.com

今週日曜日はハロウィーン。ちょうど週末ということもあって、仮装パーティーなんかが盛大に行われる予定。この日は、日本で言う、お盆?みたいな感じで、霊が蘇ってくる日?のような受け止められ方をしている風があります。それでケーブルテレビでもホラー物がオンパレードだし、手の込んだものでは、『この世で一番怖いホラー映画ベスト100』みたいなのを四六時中放送していて、ホラー嫌いの僕みたいな視聴者にはいい迷惑。下手にチャンネルを変えられない状態。この間なんか、気を抜いてチャンネルをころころ変えてたら、自分が生んだばかりの血だらけの胎児を舐めまわしている女のシーンが突然ブラウン管に大映しになって、もう夢に出てきそうなくらい怖かった・・・。
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