今回の嫌疑は、希少種のカメを日本のクッキー箱に隠してアメリカに密輸入しようとしたというもの。これがその写真。
合計55匹の生きたカメだそうで、市場価格は6万6000ドル以上になるらしい。
僕はペットをここ数年飼ってないので、こういう希少種の爬虫類・両生類とかを収集してる人たちの気がわからないんだよねぇ。希少種で売買が禁止されてるからこそ、ブラックマーケットが生まれて値が跳ね上がる、っていう市場原理が働いてるんだろうけど、自己満足以外のなにものでもないよね。合法的にペットを飼うことは自由だけど、密輸なんてしてアメリカで日本人の評判を下げるなんていい迷惑。もーそういうのってアメリカで生活してる日本人にはいい迷惑なんだよねぇ。やめて欲しい。アメリカに観光に来る日本人も、「旅の恥はかき捨て」なんて思わないで、「日本人って素敵ね」って思われるような行動をお願いしますよ。
anyway、今回の記事で関心したのが、アメリカの税関審査の能力。LA Timesによると、去年の夏、今回逮捕された二人の下で働いてた人がホノルル空港で密輸で逮捕されてたんだって。この逮捕がきっかけで、米国の郵便物捜査班、移民・税関局のホームランドセキュリティ班、そして税関・国境警備隊が1年近くにわたって捜査してたことが功を奏したらしい。
きっと、日本から郵便物を使ったりして希少種の密輸なんかもしてたんじゃない?なので、送り主がこの二人の住所の小包とか、決まった送り先への小包なんかを配送途中でインターセプトしたりしてたんじゃないかなぁ。で、今回、ブラックリストに載ってる二人がアメリカに入国しようとしたんで、税関審査官が入念に荷物を調べたらカメが出てきたと。
やっぱりブラックリストがあるんだねぇ。僕なんてこれまでアメリカ入国を何十回としてるけど、荷物検査を受けたことなんて一度もない。日本でもないからなぁ。あれって、やっぱり事前に容疑リストに載ってる人がいるんだね。あと、税関審査を待ってる間に挙動不審な人も入念に調べられるらしいね。一度、超トイレに行きたくなって、かなり挙動不審になったことがあるんだけど、それでも荷物検査受けなかったからなぁ。「あ、こいつはトイレを我慢してるな」っていうのも、プロが見たら分かるってことか?!恥ずかしっ。
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