2010年11月12日金曜日

類は友を呼ぶ?

インターネットって、かつてない技術だなぁって改めて思った日。

僕のブログを読んでる人は、他にどんなウェブサイトを閲覧してるかっていうのがわかるんだね。(個人情報は含まれないのでご安心を~)

たとえばこんな感じ、、、


撮影コーディネーター&通訳アテンド・八代隆司のページ

あたしだってパリジェンヌ!?(八代隆司さんのプライベート・ブログ)

■ ■ ■ 八代隆司さんは、僕も前にブログをお見かけしてブックマークに登録してる~。久々にブログにお邪魔したら、僕のブログを「お気に入り~」に入れてくれてた。love。なんか、彼のプライベートブログを読んでると、やっぱパリっていいよなぁって思う・・・。しかも、フランス人のご主人と一緒でしょう?やっぱ、現地人夫と一緒だと、日本人としてはアクセスできないことや場所とか、フランス人の視点・感性とかわかるから表面をなでるような見方とは違うよね。僕も大学生の頃、パリに遊学したときに、フランス人のお医者様とお付き合いしたことを思い出したよ~。やっぱ、デートはいつも美味しかったっす。八代さんにパリ案内されたら、超、楽しいだろうね。


Rendez-vous avec les Apollons  パリで男たちと

■ ■ ■ これまたパリに在住のle Siriusさんのブログ。文章からして、ハードボイルドな感じ。彼の性生活なんかが赤裸々に描写されてて、読んでるだけで"stand up"しちゃうかも・・・。彼のタチ(top)の視点で見る世界。読んで感情移入してると、自分もタチ・オンリーになりそう。


トロントのハッテン車窓から・・・
世界一ゲイが住みやすいというトロントに暮らす、セックスポジティブで自由気ままなソーシャルワーカーの奮闘記。

■ ■ ■ カナダって、アメリカの隣にあって言語・文化も兄弟のようにアメリカに似てる半面、同性結婚が合法化されてたり、移民に対する政府の方針が寛大だったりと、アメリカとは似て非なる国。ゲイにとって(そして日本人にとって)暮らしやすいカナダ、その最大の都市トロントでのゲイ生活が炸裂してるブログになってます。


同性愛で国際結婚してる「JAY」
♂♂GAYの秘密基地♂♂
ゲイ婚(カナダ法律)してカナダに住むゲイのカップル(日本人♂+カナダ人♂) ひっそりとカナダで暮らす結婚生活ブログ♪

■ ■ ■ ブロガーのJayさんは、先月より1ヶ月間、バケーションでブログはお休み中。そこは残念だけど、カナダ人と日本人の同性結婚としては初のカップルという快挙を遂げてるとあって、そのフロンティア精神は尊敬に値します。


マイナビ転職~スターバックス花子の(ドタバタ)アメリカ奮闘記

■ ■ ■ 連載が終わってしまってる~。残念。だけどかわいいゲイ友との共同生活なんかは微笑ましいエピソードです。


世界バリバリバリュー|山ちゃんのバリバリセレブ取材ブログ | 2008年03月

■ ■ ■ 山ちゃんは、八代隆司(タカちゃん)さんとパリでお仕事を一緒にしてる、とブログに載ってます。タカちゃんファンが山ちゃんのブログにも流れていってる、ってこと?



日本を飛び出して海外で生活してるゲイ仲間ってたくさんいるんだなぁと感銘したよ。現地人と結婚して「日本人妻」になってる人半分、一匹狼として頑張ってる人半分、って感じ?僕はどっちの分類に入るんだろう・・・・。僕はジェームスという現地家族がいながら、一匹狼として股下外交に励んでるからハーフ&ハーフってとこかな・・・。

海外に根を張って、こうしてブログを通して情報を発信してるゲイ仲間が一同に会したらかなり面白いサミットになりそうだよね。日本で、これから海外生活を志すゲイ向けにシンポジウムとか、移民のノウハウとか、ビザの問題なんかを情報提供したらウケそう~。もちろん、超下ネタトークも有りね。こりゃ完全に18金だわな。

2010年11月11日木曜日

はまりもの

何か、今はまってるものってある?僕がはまってるのは、新しく加入した近所のジム。

これまでは大学のジム施設を使ってたんだけど、引越しして遠くなってしまったので、徒歩5分のジムに新規加入。これまでのジムとの違いに、ちょいアタフタしてます。。。

まず、大きな違いその一、

■ いつも空いてる

大学のジム施設って、許容量オーバーになってたのね。特に新学期が始まった頃なんかは、新入生が大量に押し寄せて、トレッド・ミル(ベルトコンベイヤーの上で走る機械)やその他の有酸素運動系のマシーンは長蛇の列。マッスル・トレーニングにいたっても、ムチムチ・マッチョの学部生たちが幅を利かせて、人気のマシーンなんかは取り合い。ちょっと休憩しただけで、「使っていい?」って後ろから声をかけられてすぐ邪魔される。それが、今度加入した施設は空いてる空いてる。

ただ、この空いてる理由がある。違いその二、

■ ご隠居してる年寄りが占拠

この地域が、アパートの家賃が高い地域になるので、学生や若い人の人口がそもそも少ない・・・。それと反比例して、ペルシャ系のご隠居生活をおくってるおじいちゃん、おばあちゃんが大量に生活。平日の夜6時以降に行くと、仕事帰りのサラリーマンっぽい人も見かけるけど、それでも大学のジムの9割が20代っていう人口構成比に比べると、一気に高齢化。。。いつ行っても混んでないっていうのは嬉しいけど、そもそもジムに(鑑賞に)行くインセンティブが下がる・・・微妙なバランスです。

でも、このジムが嬉しい理由がある。その三、

■ 巨大ジャクジー付き

40度くらいの熱すぎないお湯で、泡が轟々と出るジャクジー。筋トレしたり泳いだ後に、温泉気分でどっぷりつかるのは極楽じゃ~。しかも、アメリカのアパートの湯船って浅いじゃない?家でお風呂に入るのも、足を折りたたんで寝そべらないと、全身浴にならんし。ここ1年くらい、自宅でお風呂に入ることなんてなかったかも。深いお湯に浸かるっていうのは、水圧によるマッサージ効果もあって、足のむくみが取れるし、身体が芯から温まるからリフレッシュ。

スチームルームもあれば、ドライ・サウナもそなわってるから、まぁ、日本でも流行ってる健康ランドってとこか?でもこれにはまりにはまってしまってます・・・。ご隠居たちと一緒に温泉つかって、サウナで一汗ながして、帰りはコーヒー・ミルクとはいかないけれど、日々の生活が近所のおじいちゃんたちと一緒。。。

でも、汗かいて肌つやはよくなってんだけどね。内面は、周りの年寄りたちに英気を吸い取られて、枯れんばかりのコクーン。。。

(映画、コクーンに、宇宙人の卵?が沈められたプールで泳いだ年寄りたちが、若返るっていうシーンがある。代わりに、卵の中の宇宙人たちは、寿命を吸い取られて老化して死ぬっていう・・・)


2010年11月9日火曜日

ex-gay? BS!

今晩のABC Nightlineで、ゲイ(同性愛者)をストレート(異性愛者)にするプログラム、Journey into Manhoodが取り上げられていた。週末に田舎の宿泊施設に泊り込んで、グループ・カウンセリングなどを通して同性への性的興味を低減させることが目的とか。今晩の番組では、ユタ州のモルモン教徒、プレストンが顔出しOKで密着取材を受けていた。さすがモルモン教だけあって、ライアン・レイノルズ似のハンサム・・・もろ、タイプやわぁ~

これがトレーニングに参加するプレストン


これは俳優のライアン・レイノルズ


このJourney into Manhoodを始めたおっさんも、自称、元ゲイ。心理学者でも臨床心理士でもなく、ど素人。ABCのジャーナリストが、「科学的根拠のないトレーニングですが」と質問すると、「私自身、元ゲイで、それを克服した体験に基づいているのです」とのこと。この日テレビカメラがとらえたトレーニングの内容を見てみると、AAA(アルコール依存症のグループ・カウンセリング・ミーティング)に似て、同じ境遇の人たちが集まって、自分の本心をさらけ出し、それを互いに認め合うことで「症状」を克服していく・・・というアプローチみたい。

同性への性的興味をどのように克服するかについては、「そもそも同性への性的興味は幼少期に体験した父性や男性性への欠如・欠乏が原因」と考えているようで、大人になった現在、トレーニングに参加した男性クラスメートとの交流や、自分の中の男性性を再発見することを通して、幼少期の記憶である男性性への欠乏を別の感情に置き換え、同性との性愛という行為をしなくても済む心理状態にもっていくらしい。

ほんまかいな?

結構昔から、同性愛を「治します」っていう人たちはいるよね。よくあるのが、今回と同様、元ゲイっつーおっさんが田舎の山奥で自営業でやってるサマーキャンプ風プログラム。ある程度、お金稼ぎが目的の面があると思う。

あと、やっぱりこれだけゲイの権利が認められてきたアメリカ社会だけど、アンチ・ゲイ派(ホモフォビア)は根強い。特に宗教的な人たちは最後の砦。今回、密着取材を受けたプレストンも、モルモン教で、この若さで既に結婚してる。プレストンは、ステュー(おそらくカソリック教徒)と同様に、とにかく自分の気持ちに正直である限り、神の意思にはそむいてない、っていう考え方を至上主義にしてるから、今回のテレビインタビューでも終始ホンネ。

例えば、インタビュアーが、「今でも男性に興味ありますか?」と聞くと、「はい」と正直なもの。「奥さんに対して、性的に魅力を感じますか?」の質問には、「今では魅力を感じています」っつー答え。彼は映画、In & Outを見たのか?番組の最後に、ユタ州に戻ったプレストンと奥さんを一緒にインタビュー。今でもプレストンと一緒に街を歩いていると、彼が別の男性を目で追うことがあるのに奥さんは気付いているのだとか。でも、「陰でこそこそやられるより、正々堂々と私の前でやってもらったほうが嬉しいんです。それに彼のタイプと私のタイプは違うの(笑顔)」とのコメント。こりゃー、完全なるfag hag(夫がゲイでもいいっつー女性)だわさ・・・。ある意味、お似合いの二人ですなぁ。。。彼女も、夫であるプレストンをどうにか受け入れようと必死なんだろうけどさ。

プレストンとその妻


Nightlineでは、今回、撮影を許可された日には行われなかったけれど、通常は参加者同士が父・息子のように体をさすりあう、というセッションも行っているのだとか。これまで参加して、効果が全然なかったと報告する人たちの中には、この参加者同士のボディー・コンタクトがかなり性的で問題あると指摘している人たちがいる。参加者の前で全裸になるという「エクササイズ」もやってるとか。。。中には、自分のプライベートな部分をカウンセラーのオッサンが触ってきたと語る若者もいる。なんか、元ゲイでこういうプログラムを始めるおっさんって、ようは若い男の子を集めて好き放題したいだけなんちゃうん?って思っちゃう・・・。

でも、何回か参加しているプレストンは、「このトレーニングを通して、妻への性的興味が増して、同性への興味が低減している」と語ってる。。。ほんまかいな?

見てて、痛々しいなと僕は思ったよ。モルモン教っていう、同性愛を真っ向から否定してる宗教にがんじがらめにされてるプレストンみたいな青年が、ゲイとして生きるという選択肢を否定され、最後の手段として、こういういかがわしいビジネスに取り込まれるっていうの。とにかく、自分の中のゲイである部分を消し去りたいから、自己暗示でもなんでもして、自分じゃない自分になりきろうとする姿って、毒りんごをもらって喜ぶ被害者のように見えた。

guilty pleasure

昨晩の、A-List、みんな見たのかな?見逃した人は、ホームページでご覧あれ。


初回エピソードを見て書いたように、この番組はギルティー・プレジャーを刺激する内容やね。guilty pleasureっつーのは、「罪悪感を感じる快感」とでも訳せばいいのか。ようは、見ちゃいけないって歯止めがかかるくらい低俗だったり、やらせっぽい内容なんだけど、止められない、っていう感覚。

昨晩のエピソードは、浮気性のライケンにごうを煮やした恋人ロディニーが、ついにライケンの携帯電話のパスワードを探し当てて彼のテキストメッセージを盗み見てしまうことでドラマが始まる・・・・。

ロディニーが盗み読んだ内容というのが、ライケンがバーかどこかで知り合った男性に対して、「ロディニーは僕の息子みたいなもんだ、云々。好きなのは君だ」っつー内容を書いて送ってたというもの。そりゃーショックだわな。

ロディニー(左)とライケン(右)



ライケンの言い訳というのが、「浮気(エッチ)は誰ともしてない。あのテキストは、(ライケンに)恋心を抱く彼をなぐさめる(?)ために書いただけのもの。浮気はしてない」っていうもの。これに対して、ロディニーは、

「じゃー、もう一回、テキストメッセージをここで読み聞かせてよ。なんて書いてあるのか、改めて読んで」と詰寄ると、ライケンは、

「テキストは全部消した」

「なんで消すの。読まれても困らないものなら消す必要ないじゃん!」というもっともな反論。ブラジル人のカタコトの英語で、ロディニーも必死に詰め寄る。

テキストメッセージを消した、っていう時点でライケンの浮気は黒だね。罪悪感なかったら消さないでしょう。


ロディニーは、ヘアスタイリストのライアンと会ったとき、押し込めてた感情が溢れ出てしまって泣き出してしまう。

ライアン


ことの事情をライアンに説明したロディニー。ライアンもその場では同情して、

「ライケンとはちょっと距離を置いたほうがいいんじゃない」と親身なアドバイス。そして、間髪いれずに、

「ライケンとはセーフ・セックスしてたんでしょ?」と、なんかとても突っ込んだ質問をするライアン・・・・。それに対して、ロディニーは、

「No.... 僕の全てをライケンにあげたのに・・・・・」号泣のロディニー。

「自分の身は自分で守らなきゃだめよ!」と励ますライアン・・・・


なんか壮絶だね。

ライケンは、自分の浮気を棚に上げて、ロディニーが自分の携帯電話を盗み見たことや、この浮気相手に対して、ライケンの携帯から「僕らの関係は終わりにしよう。僕が本当にすきなのはロディニーだ」っていうような内容のテキストを送ったことを、あたかも問題の本質かのように彼の友達には説明。そりゃ、ライケンの友達はライケンの味方をするけど、これって完全にライケン有罪だと僕は思うよ。

「だメンズ(ダメな男)」っているけど、ライケンって、典型的なダメンズだよー。こういう浮気性な男って、一生、なおんないからさ。もう死ぬまで浮気して人生送ればいいんだよ。こういう人に本気で恋する人は傷つくだけ。まー、「僕の全てをあげた」ロディニーの乙女心もわかんなくもないけどさ・・・。HIV検査して、陰性であることを確認したら、さっさとライケンなんてパスして次に進むべきだと僕は思う。

今週のエピソードでは、傷心のロディニーはNYを後にしてマイアミに戻る、っていうところで終わってる。だけど、次週の予告を見たら、なぜかロディニー、またNYに戻ってきてるし、、、しかも恋敵、オースティンと乱闘の騒ぎ・・・。その直前には、ライケンとベッドでシャンパンを飲み交わすオースティンの姿。。。あきらかにこの混乱に乗じてオースティンはライケンとエッチしてしまったみたいね。彼って、イギリス人のフィアンセがいるんじゃなかったっけ?!

オースティン


テレビカメラが回ってる前でここまでやるか?これって、全部、計算ずくの売名行為なんじゃないかとも思わずにはいられない。

あーこんなメンドクサイ人たちが僕の身の回りにいなくてホントよかった。これはこれで「アメリカGayライフ」だけど僕のとは全く違うにゃりよ~。

2010年11月8日月曜日

リッキー・マーティン

今週のオプラ・ウィンフリーのショーで、リッキー・マーティンがカミングアウトして初めてテレビのインタビューに応えた。

彼の自伝、「Me」が出版されるのと、新曲のプローションを兼ねてるから、商売根性は丸出しなんだけど、カミングアウトして初のインタビューとあって、リッキーも涙目になりながら正直な気持ちを話す姿には感動した。



そもそも、ラテンミュージックの大スターがカミングアウトしたというのは、やはり大ニュースだったよね(あれっていつだっけ?今年3月ごろだ)。誰もが既に彼がゲイって疑わなかったけどさ。。。

彼のフロリダの豪邸や、そこで二人の息子との日々も放送された。幸せそう~。子供を授かったいきさつについても赤裸々に語ったリッキー。購入した卵子を人口受精させ、それをまた別の女性(代理母)に着床させて双子の男の子を授かったんだとか。もちろん、エージェンシーを経由して全てセッティングしたそうで、弁護士の勧めもあり、全員の名前は伏せて行われたらしい。ま、精子提供者がリッキー・マーティンだって分かったら、卵子提供者も代理母も膨大な金額とか請求してくる可能性あるしね。


自伝の中では、「(とある女性に)情熱的な性欲を感じた」と書いてる。オプラが、「これは、自分のゲイの側面を押し殺すために偽装で女性とつきあったの?」と質問。これに対してリッキーは、「そうかもしれない・・・これまで女性と性的関係を持ったことがあるけど、自分はバイじゃなくゲイである」とはっきり宣言。偉いなー。エルトン・ジョンですら、当初は自分をバイっていうことにして逃げ腰っつーか往生際が悪いカミングアウトだったからね。ま、これまで散々、ゲイの噂がたっても、なお黙秘し続けたリッキー・マーティンだから、いまさら自分に嘘偽りなことを言いたくない、という強い意志が感じられるな。


このビーチの写真がよく出回ってるけど、これがリッキーの今の恋人なの?

リッキーへのインタビューの中で、オプラ・ウィンフリーが、「この世の中のゲイが全員、カミング・アウトしたら世界が変わると思わない?」と問いかける場面がある。ホントにそうだよねー。でも、世界はそんなに簡単じゃないけどさ。だってバイの人もいれば、自分がゲイかバイかもわかんないquestioningな人たちも山ほどいるわけで。。。そんなに白黒はっきりした世界じゃない。でも、とりあえず、(僕も含め)自分はバイでもなくゲイと認識してる人たちが全員、カミングアウトしたら、、、、ちょっと世の中混乱するだろうね。でも、そんな混乱も1週間もたてば落ち着いて、何もなかったかのように次のスキャンダルを求めて世の中は進むような気がするな。カミングアウトって、してしまえばなんでもないのかも?

リッキー・マーティンも、オプラに「なぜカミング・アウトしようと思ったの?」と聞かれ、「夜寝るとき、自分のことが嫌いで嫌いでたまらなかった。慈善事業もしてたくさんの人に愛を与えているのに、自分のことがこんなに嫌いなんて」。こうした体験と、二児の父親になったことが、カミング・アウトをしようと思う直接的なきっかけになったらしい。大きな闇を乗り越えた彼は、大きな幸せを感じる日々を送ってるんだろうな。

YouTubeに今回のオプラ・ウィンフリー・ショーがアップされてます。見逃した人はそこでご覧あれ。

2010年11月7日日曜日

冬はメヒコ

11月7日から、アメリカは冬時間に移行しますたー。1時間、時計を遅らせることになるので、昨日は1日25時間あったことになる。これで日没が1時間早まることに。。。テレビでも、早速、クリスマス商戦が始まったようで、感謝祭もまだだというのにサンタクロースがお目見え。今年もホリデーシーズンをどうやって過ごすか、考えないといけない時期になってきたねぇ。

このブログでも、ちょうど今年もメキシコかなぁ?なんて話してたら、昨日の弾丸トラベラーで、サンマの娘、Imaluがカンクンに行ってた。



Imaluもタレントデビューしたんだぁ。既に21歳なんだ・・・。やっぱ目元はサンマに似てる?でも出っ歯が遺伝しなくてよかったよね。女の子だし。

カンクンは、アメリカや諸外国からの観光客を誘致するために人工的に作られたリゾート地。支払いはもっぱらドルで通用するらしく、ゴージャスなホテルも多いらしいね。メキシコ人に言わせると、あそこはメキシコじゃないらしい。まー、アメリカで言うラスベガスみたいなとこか?でも海はやっぱカリブ海だけありキレイだよね。カンクン沖にあるコズメル島には行ったことあり。世界でも有数なダイビングスポットで、水の透明度が尋常ではなかったよ。

LAから近いのは、やっぱりメキシコの太平洋側。今度は、バハカリフォルニアのカボ・サン・ルーカや、ゲイ・ビーチで有名なプエルト・バヤルタあたりに行ってみようかなぁと計画中。



カボ・サン・ルーカ


プエルト・バヤルタのゲイビーチはこんな風になってるらしい。


こんな水着をきないと仲間入りできないのかなぁ・・・。普通のカーゴ・ショーツ・タイプじゃダメかな?


皆さんの冬のバカンスのご予定はどうでしょうか?

2010年11月6日土曜日

LAの東側

重い腰を上げて、今週末は何年も前に卒業した大学のネットワーク・イベントに参加してきた。実は僕、アメリカの大学に3つも行ってる・・・。アメリカの大学のバカ高い授業料を払うばっかりで、全然、元が取れてないっつー人生を歩んでる。それと引き換えに手に入れてるのが、役に立たない学位と卒業生ネットワーク。後者は使いようによっては、役に立つらしいんだけど、仕事を紹介してくれるまで仲良くなった人なんていないし、今日、参加してきた集まりでも、ネットワークイベントで仕事を見つけるのは難しいって、みんな同意見だった。。。

一人、弁護士のオジサンが隣に座ってきたのだけど、ハリウッドのとある会社の顧問弁護士だったのが、1年以上前に解雇されて、それ以来ずっと求職中とか。なんか話し方も相当ブルー入ってて、こっちまで負のエネルギーに取り込まれそうになる。。。。あまりに仕事がないので、自分で法律事務所を始めることを考えてるらしい。この人、学部はハーバード大学を出てるって言ってたけど、こんなキャリアを積んだ弁護士さんでも1年以上、職にあぶれるご時勢なんだねぇ~~~。話題は、南カリフォルニアだけに絞るんじゃなくて、アジアや海外にも就職活動の幅を広げないとね、という話に・・・。なんかアメリカ、特にカリフォルニアって、やっぱまだまだ相当不況みたい・・・。せっかく就職活動の幅を広げようと思って参加したのに、厳しい現実を目にしただけで特に収穫なし・・・。ネットワークイベントとは、まーこんなもんだろうね。

気分転換に、パサデナとサン・ガブリエルに行ってきたぞ。パサデナは、確かテレビドラマ、Brothers and Sistersの舞台にもなってるLAの隣町みたいな高級住宅街。カリフォルニア工科大学(通称、Caltech)やポモナ大学など、有名私立大学も密集していて、高等教育を受けたアッパーミドルクラスの白人がよく住んでる。その隣にあるアーケイディアには、台湾からの移民が移り住んでるのでアジア人も多い。

そのアーケイディアにあるレストラン、鼎泰豊(Din Tai Fung)でお昼を食べた。

鼎泰豊(Din Tai Fung)
1108 South Baldwin Avenue
Arcadia, CA 91007-7508
(626) 574-7068


本店は台湾らしく、東京にも高島屋に出店してるらしい。ショウロンポウが有名。ジューシーで、たっぷりの刻みしょうがを黒酢としょうゆでいただく。至福~。


台湾人の知人によると、高島屋の味はちょっと違うらしい。使ってる豚の種類が違うのか。アーケイディアまでお越しの際は食べ比べてみてはどうでしょうか。

えびと豚のシュウマイも美味。無料で出てくるジャスミン茶とよく合う。


腹ごなしに、サン・ガブリエルにあるミッション(修道院)へ。メキシコに入植したスペイン人と宣教師たちは、当時、まだスペイン領土だったカリフォルニアを、サンディエゴから徐々に北に入植していった。その際、入植地にはミッション(小教会)を建設。サンディエゴの後、LA地域で初めて入植したのが、このサン・ガブリエルなんだとか。


スペイン人たちの入植の歴史を刻んだプレート。


カリフォルニアを入植していったルートが地図で示されている。北はサンフランシスコ郊外のソノマまで行ったんだね。



ミッションの中


ミッションの中庭に生い茂る植物。やっぱ乾燥して暑いから奇怪なサボテンが目に付く・・・


こんな可愛い花も


外からみた建物。やっぱスペインですわ~


カリフォルニア工科大学にも行ってみた。エンジニアリングの専門大学だけあり、建物の名前が、すべてホニャララ・ラボ(実験棟)ってなってるのには笑った。


その後、パサデナで、実業家のノートン・サイモンの寄付で作られたNorton Simon Museumへ。あのディズニー・コンサートホールを設計したFrank Gehryがデザインしたとあって、さすがに立派。

これはディズニー・コンサートホール


これがノートン・サイモン美術館。夜なんで、暗くてすいません・・・。屋外には、ロダンの彫刻が展示されてる


これがサイモン氏の肖像画デッサン(フラッシュを使わなければ写真を自由に撮っていい美術館~sweet!)


中はこんな感じ。サイモンの個人的収集品には、東南アジアの仏像など彫刻類が多い。


この中央アジアっぽい石造、顔立ちがハンサムなのでパシャリ1枚。


いのしし頭のアバター。


今、特別展示中なのが、広重を中心とした浮世絵。


狐の嫁入り


あと、有名どころで驚いたのが、このアダムとイブの絵画。こんな美術館にあったんだねぇ~


このバレリーナの女の子も、美術の教科書でみかけたぞ


これはセザンヌだね


これも美術の教科書で見た


ピカソー


ゴーギャン


ゴッホ。この辺りの印象派は分かりやすくて好き


最後は大黒屋のチャーハンと餃子でしめ。お腹いっぱいだー。


2010年11月4日木曜日

Sweden's Got Talent

OMG! They're so cute and seksi! I don't understand what they're saying but I get their performance. Hmmm Swedish boys are yum...


スウェーデンズ・ガット・タレント

ポール・ポッツスーザン・ボイルは日本でも有名になったけど、あれと同じテレビ番組は全世界で放映されてるみたい。そのスウェーデン版の番組で、僕のブログとしては見逃せないパフォーマンスをした4人組グループがある。何を言ってるか、全然わかんないけど、スウェーデン語がわかんなくても十分楽しめる。

僕は一番背が高くて肉付きがいい子がタイプかなぁ~。最後に横回転する人。オシリの位置とかも高いよねぇ。スウェーデン人って、さすが北欧ですなぁ。


人生のリベンジ

LAは季節はずれのヒートウェーブ(熱波)が押し寄せてて、ここ数日、猛暑。先日はこの時期としては過去最高気温を記録。華氏100度(摂氏38度)を上回った。今日はさらに暑くなってるみたいで、僕の新居も暑い。ここでこんな暑さだから、内陸部やバレーなんかはとんでもない暑さになってるんじゃないかな・・・・。

ところで、昨日、心に響く格言に出会ったよ。

Living well is the best revenge. (よき人生を送ることが最大のリベンジである)

調べてみたところ、George Herbert(1593 - 1633)というイギリスの詩人がいった言葉らしい。6語しかない短い文章に、意味深長なことが凝縮されてる。ちょうど今、人生の節目にある僕。不況と重なって就活が長引く一方、色んな会社に応募するけど、書類審査すらパスしないところや、最終面接で落とされたりと苦戦が続いてる。「そんな会社の人事担当ども!いつか見返してやる!」と心では思ってみても、日々、心が折れそうになる。。。

そんなときに出会ったのがこの人生の教訓を表した言葉。見返してやりたかったら、自分の人生を謳歌して最大限に楽しみなさい。それが最大の見返し・仕返しになるよ、とジョージ・ハーバートは言ってる。自分が満足して楽しい人生を送っていれば、他人なんて関係ないんだよね。自分の中の絶対的な価値基準を満たせば、周りで起きていることに自分の心が揺さぶられることもない。

ということで、昨日はビーチに散歩に出かけて一日満喫してきたぞ。霜月になったというのに、南カリフォルニアは夏・・・。椰子の木を眺めながらビーチをテクテク歩いてると、現実感が薄れていく・・・


日が沈んだ後、闇夜が訪れる前のこの瞬間が好き。
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