2008年7月17日木曜日

2008年7月14日月曜日

The Mudge Boy

のほほんと生きてきた自分と決裂するのって必要だったんだなぁって、昨晩見た映画The Mudge Boyを見ながら考えさせられた。その映画The Mudge Boyについてご紹介しましょう。これ、久々に見た傑作ゲイ映画。SHOW Timeという、アメリカ版Queer as Folkを製作・放送していたケーブル局が作ったテレビ映画の模様。(確かに、一般の映画館でも上映するにはショッキングかも・・・。R指定確実。

日本人による感想も発見しました。ここで読めます



ストーリーは、この写真↑が全てを物語ってますね。マッチョなファーム・ボーイ、ペリーと、彼に憧れる、ちょっと変わったチキン・ボーイ、ダンカンのひと夏の物語。

詳しいあらすじは先ほどの日本語のブログに書かれてるのでここでは割愛。僕が、この映画がよく出来てるなと思った理由を少しご紹介しましょう。

<チキン(鶏)が、とても効果的な象徴性を醸し出してる>

しかも、英語ならでは。例えば、ストーリー上、急に他界した母親が取り寄せ、育てていた鶏なので、当然、亡くなった母親の代替役を担ってます。特に、茶色い鶏の雛を取り寄せたはずが、1羽は雄鶏に、そして1羽だけが真っ白の雌鳥に成長したこともあり、息子ダンカンは、この白い雌鳥に執着するようになります。彼は、母親がいない寂しさを紛らわすために、食事を取るときも、お風呂に入るときも、寝るときも、そして買い物や配達のときにもこの鶏を肌身離さず連れて歩きます。(白い色は、清らかさを象徴しているのは言うまでもありません。)

そして、英語でチキンというと、腰抜け、という意味というのはよく知られたことですよね。一人ぼっちで奇妙な言動が多いダンカンは、田舎の同世代からチキン・ボーイ(腰抜けボーイ)と呼ばれ、からかいの対象になってます。ここで、チキンは、母親ではなく、ダンカン彼自信の象徴になってます。これは、ダンカンが、母親の形見である彼女の服やコートを裸体にまとって就寝するシーンなんかと織り交ざって、ダンカンがますます母親と一体化していくことも暗示します。

ショッキングなシーンがいくつか含まれているこの映画で、一つ目の場面が、鶏を落ち着かせるためにダンカンが取る行為。これはまだ映画を見ていない人のためにネタ明かしはしませんが、か・な・り、ショッキングです。演技とはいえ、この10代の役者さんが、よくもこれをやったなと思います。しかも2、3回も映画の中で出てくるシーンなのです。英語の表現で、自慰行為をすることを"to choke the chickin(鶏の首を絞める)"と言うことを知っていると、このシーンをより深く理解できるでしょう。

そして、交流を通してある種の友情が芽生えていた二人なので、この鶏を落ち着かせるための秘密を、ダンカンはペリーにこっそりと教えます。それは、ある種、自分と母親の一体化を、ペリーにこっそり見せた、という暗示になってます。その次のシーンでは、この暗示が、暗示ではなく明示的に表現されています。ペリーとダンカンが、二人で納屋にこもってたわいもない話をしている最中、ダンカンの母親の純白のウェディングドレスを発見します。そして、ペリーに言われるがままに、ダンカンはそれを身にまといます。この純白のウェディングドレスをまとった瞬間、ダンカンは、完全に純白の鶏の化身になります。これは、鶏が母親であり、ダンカンが鶏であり、そしてダンカンが母親、つまり女性に昇華した瞬間でした。

この瞬間的なダンカンの変身を見て、ペリーは我を失います。

この先は、是非、映画で見てください。もうここまで書いたら、次は何が起きるか、簡単に想像できると思いますけど・・・。


僕は、映画を通して、この鶏の運命が一番、気になってしょうがありませんでした。結局、この鶏は、

⇒①母親としての象徴
⇒②ダンカン自身の鶏(母親)との一体化としての象徴
⇒③そして鶏がペリーへと置き換わる大転換としての象徴

という「進化」を遂げていきます。でも、それは進化というより、問題の悪化と呼んだ方がいいかもしれません。純白で神聖なる母親としての象徴であった鶏が、ペリーという血気盛んで性欲旺盛な10代の青年によって「茶色い」鶏へと貶められ、そして鶏は、「小便臭い」ペリー自身の象徴へと変容したとき、ダンカンは自分と鶏との関係性を変えないといけない限界に直面します。そのとき、ダンカンが取った行動とは?!

その後のシーンで、悪ガキたちに鶏を奪われ、自分も同じように羽交い絞めになるシーンが、この映画のクライマックスであり、ダンカンが14歳の少年から、大人になるためにleapして成長した瞬間でもある。それは「母親」との決別であり、チキン(弱虫)である自分との決別でもある――。

ただ、ダンカンの成長は痛いほど表現されつくされているのに、ダンカンへの思いに戸惑い悩むペリーについては救済がなされていない。それが一番残念でした。

皆さんは、この映画を見てどういう感想を持ちましたか?

2008年7月6日日曜日

スポーツ三昧

Happy 4th of July!

こちらは独立記念日で3連休真っ只中。温暖化の影響か、今年は東海岸は雷雨が多い気がします。昨日も今日も雷雨注意報で、今週一杯こんな天気みたい。

お天気の影響もあり、ますますテレビに釘付けの怠惰な日々。だけど、まさにこのタイミングでいろんなスポーツが生中継されてます。やっぱ、気になるのは明日のウィンブルドン男子シングルス決勝。それとアメリカ国内でのオリンピック選考試合でしょう。中でも特に水泳は注目。

昨日もウィンブルドンの男子準決勝を見てたら、予想通り、フェデラー君(スイス人)とナダール君(スペイン人)が危なげなく決勝進出を決めてましたが、僕にとっては負けたサフィン(ロシア人)とシュトラー(ドイツ人)のほうが良かったのにぃ~。(別の意味で)

サフィンってモデルに転向できそう↓








シュトラーは、ちょっとオジサンが入ってきてるけど・・・こういうのスキです。






でも、年齢を聞いてびっくり。ナダール君は1986年6月生まれの若干22歳。貫禄たっぷりのフェデラー君ですら、1981年8月生まれで今年27歳。サフィンも1980年1月生まれの28歳。皆1980年代生まれだよぉ~~~。唯一、オヤジキャラのシュトラーが1976年生まれの32歳だけど、自分はどこに入るのか考えたら、超こわ~。みんな年上に見えるのは何故なんでしょう・・・。

あと、夏季オリンピックの最大の楽しみは、やっぱり肌の露出が多い水泳競技でしょう。今週、オマハで、アメリカ国内のオリンピック出場を掛けた選考会が開かれているけど、彼らの骨格の良い体躯はみとれてしまいますねぇ~。いまさらながら自己認識したのが、僕って骨がかっこいい人が好きってことでした。(ファッションモデルの世界も、骨格が美しい人が基本らしい。)

たとえば、こういうのとか、


骨がカッコイイっすよー。


彼の大たい骨なんて最高ー。


この人もいい骨してるのでは。


右から2番目の人の骨格がいいっすー。


手前のフィンランド人、さすが北欧系の骨格。


そうそう、アメリカの水泳選手で、ゲイと公言しているAndrew Langenfeldという選手がいるそうな。バタフライの選手で、ゴールドメダリストのマイケル・フェルプスと出場権をかけて競うらしい。頑張ってオリンピックに出場して、日本の方々の目にも露出して欲しいけど、フェルプスに勝つのは難しいだろうなぁ~。

彼に関する記事は、ここここで見れます。

あと、もろもろのギャラリー。皆さん夏の雰囲気が伝われば・・・。
















2008年7月1日火曜日

ウォンティッド(Wanted)

っといっても、ピンクレディーじゃないですよ~。新作映画のWantedのことです。こちらでは6月27日に封切られたところで、その2日後の29日(日)に映画館に見に行ったら満員御礼の立ち見がでる盛況ぶりだった。一緒に行ったMさんも、「アメリカで立ち見なんてありえるの?」っていうくらいだったので、僕も初体験。

感想を一言で言うと、グロイ。バンバン人を殺すシーンが目白押しで、しかも超リアルな映像で流血シーンもふんだんにあるから、しばらく見てるとゲンナリしてくる。だけど、アンジェリーナ・ジョリ好きで、Matrix(マトリックス)好きで、そんでもって、最近人気急上昇のジェームス・マカボイ好きにとってはたまんない作品になってると思う。なにしろ、映画上映早々、マカボイ君のオシリ丸出しシーンがあるのだー。しかも、単に見せてるだけじゃなくて、彼女とのOXシーンで、彼女が股を開いた状態で、手でピシピシっと彼の生オシリを叩くシーンは、まさにお馬さんのオシリを叩く騎手さながら。さ、もっと走って!という感じがグーでした。
↓これはこの映画からのワンシーン。




あと、マトリックスのパロディーじゃないかと思わせる筋書きでしたね。まさに、柳の下のドジョウを狙ったストーリー設定になってて、同じファン層を狙っているのが明らか。例えば、

・舞台はシカゴでマトリックスと同じ
・主人公はしがないサラリーマン
・しかし、彼には特殊な才能が秘められていて、彼にしかできない「仕事」が彼を待ち受けている!
・その彼を「迎え」にくる「向こう側」の人間
・結局、怠惰な日常に見限って、自分の運命に引っ張られるように「向こう」の世界に行く主人公
・そして美女との出会い
・自分の秘められた力に目覚める主人公
・暴かれる真実
・運命には逆らえないというシナリオ、、、

僕は、敵の殺し屋Cross役を演じていた人が気になったなぁ~。役者さんの名前は、Thomas Kretschmannというらしく、ドイツ人だってー(日本語による彼の説明サイト)。これによると、彼は旧東ドイツ出身で、モスクワオリンピックに水泳選手として出場したらしい。

この写真は、ダニエル・クレイグにちょっと似てるかな?


どおりでええ身体してまんなー。


ダニエル・クレイグの写真もおまけにー。


Thomas Kretschmannは、映画の中では、『悪者』の殺し屋役Crossをストイックに演じていて、昔の007に悪役で出たショーン・ビーンに似てるかなとも思ったり。



それにしても、こんなマイナーな役者さんにも、既に日本人ファンがいるっていうのがすごい。その人のファンブログはこちら

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ところで今週金曜日はアメリカ独立記念日。ジェームスは実家があるニューヨークへ帰省するらしいし、僕は何をしようかなぁ。Mさんと二人でビーチでもなんて話しているけど、どうなることやら・・・。ちなみに、Mさん、今月はフランス・スペインにご旅行だって。羨ましいぃ~。

2008年6月25日水曜日

リカイフノウ

最近、気になり始めた大学院で1年先輩になるクリス・・・。再会の予定だった先週土曜日、夜8時になってようやくクリスから電話があった。(←内心、もっと早く電話しろよーとグチりたい気持ちで一杯。)クリスも、悪いと思ったのか、電話越しに「今日は疲れてたみたいで、3時間も昼ねしちゃった」って言っている辺りが有罪。

電話の用件は、今晩、大学学部時代の友達5人が集まって夕食を取るけど、その後8時ごろ、スポーツバーに行く予定だから、そこに参加する?というもの。なんだか大学生風なノリのノンケ集団とスポーツバーという時点で興味喪失・・・。だけど、その場では、僕も興味ありげなのを装って、「じゃ、何時ごろにバーに行けそうかわかったらまた電話して」と言ってとりあえず電話は終了。

その後、真剣に行く気がなくなり、クリスから電話がかかってきたらどう断ろうか悩みに悩むこと1時間と少し。事前にこっちから行かないことにしたことを伝えてしまおう!とひらめいて、携帯メールで連絡。メッセージ内容は、

 今晩は自宅で映画を見ることにしました。
 もしノンケバーに飽きたら、来て一緒に見てもいいよ。
 だけど、多分、次回、会うことになるのはLAだね。

といった感じ。すると、すかさずクリスからもメールで返事が。

 ありがとう(←僕の誘いに対する返事と思われる)。
 何時ごろ、バーに移動しそうかわかったら連絡する(←僕の意図が伝わってない)。

結局、クリスと一緒に自宅で映画を見ることはなく、深夜過ぎにクリスから、結局、OXのバーに言ったよ、というような事後報告のメールが来ておしまい。

ちょっとぉ~、先週火曜日の「彼氏と別れた発言」はどうなったのぉ?!思いっきり、僕って一人で先走ってしまってたんじゃないかと羞恥心と憤りがないまぜ。

でも一つ収穫。これで、クリスのルームメートにならないかというお誘いには、心置きなくお断りができそう。

そうそう、引越しがまじかですよぉ~。でも全然、何も手についてない。ジェームスとトラックを運転して大陸横断するのか、それとも業者に頼んで荷物を運んでもらうのか、それすら決まってないっすー。それより、LAでのアパートもまだ決まってないっっ。大学の寮への入居ができるかどうかが7月中にわかるらしいんだけど、遅いっっ。ハウジングオフィスに催促したら、「7月中に連絡します」の一点張り。ちょっとお役所仕事だよねぇ。

引越し代だけど、業者に頼むと、1700~2300ドルするとか!でも、自力で引越しするといっても、大陸横断すると、ガソリンだけで1200ドルしそう・・・。あーー、この夏は出費がかさみそうです・・・。僕は今晩もお手製カレー。
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