1996年に議決されたDefense of Marriage Actは、連邦法として同性結婚を禁止していたんだけど、今週水曜、オバマ大統領が、この法律は憲法違反のため、司法省がこの法律を擁護するのを辞めるよう指示したことが明らかになった。事実上、同性結婚を連邦政府が認める大きな第一歩になる。
アメリカは雇用創出など経済対策が最重要課題となっている中、この長年の懸案事項である同性結婚を連邦法で認める方向に大きく動いたことについて、保守派の共和党議員は、「なんでこの経済対策が重要な時期に!」と反論してるらしいけど、共和党やそれを支持する経済界とかが経済問題でもめてる時に、社会問題を何気に大改革するっていうのは、戦略としてはうまいと思う。だって、アメリカ世論って、本当に短期記憶しかないし、目前の利害しか目に入ってないから、経済問題で保守派の注意が散漫になってるときに、この判断を下したのは千載一遇の機会だよ。
いやー、でもこれで国会が大統領の判断を覆すことがなければ、同性結婚があめりかでも近々認められる運びになる。アメリカ人のボーイフレンドやパートナーがいる人は、これまで不安定な身分だったのが一気にグリーンカード取得につながるね。同性カップルの間にも国際結婚の波が押し寄せてきそう。
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